製品情報

蓄電池(e-line-Batteries Unit)

カーボンフォーム電池で実現する
寒冷地向け蓄電池ユニット「e-Line」

北海道電気相互では、ファイアーフライ社の革新的蓄電池「カーボンフォーム蓄電池」を採用した寒冷地向け蓄電池ユニット「e-Line」をご提案しています。

このカーボンフォーム蓄電池は、小型重機を手掛ける米国のキャタピラー社の調査研究により開発されました。極寒地アラスカなどでは冬場重機を現場に放置し、春先に利用するようなケースがあり、彼らの建設機器に適用するために、高性能のバッテリーを必要としました。このような過酷な現場でも利用できるよう自然放電を極小に抑え、さらにマイナス40度の環境下での充放電を可能としたのがカーボンフォーム蓄電池です。気象条件からリチウムバッテリーへの充放電が難しい寒冷地にぴったりの蓄電池といえます。

各種電池比較表
 
放電性能
寿命(DOD80%)
放電可能温度帯
充電可能温度帯
自然放電
部分充電
保守性
規格
カーボンフォーム リチウム電池 鉛電池
8C 3C 5C
1000cycle 1000cycle 300cycle
-40℃~60℃ -10℃~60℃ -20℃~60℃
-40℃~60℃ 0℃~45℃ -15℃~50℃
極小
寿命に影響なし 寿命に影響なし 寿命に影響あり
メンテナンスフリー メンテナンスフリー 電解液の補充
SAEJ2185&BCI:05 NA NA

様々な長所を持つカーボンフォーム蓄電池は、従来の鉛蓄電池の5倍から10倍の寿命を可能とし、総合評価ではリチウム蓄電池の性能をも凌ぐ性能を保有しています。昼間太陽光パネルなどで発電した電力を蓄電し夜間に使用したり、電気料金が安価な時間帯に電力を蓄電し電力のピークカットを行ったり、非常電源として利用することが可能です。

「e-Line」は、室内設置だけではなく室外設置のことも考えた蓄電池ユニットです。カーボンフォーム蓄電池の性能を保つため機器据え付けユニットに関しては素材や塗装内容を吟味、寒冷地や積雪地での防雪対策はもちろん、日差し・熱対策として据え付けユニット上部に遮熱塗料を塗布しています。

取り扱い蓄電池仕様表
 
電圧
容量
充電電流
設計サイクル(DOD30%)
設計サイクル(DOD50%)
設計サイクル(DOD80%)
自己放電
使用温度
充電温度
寸法(L/W/H)
重量
充電・放電効率
端子形状
ケース・カバー材質
規格
MCF-12V110AH(G31) MCF-4V400AH MCF-2V800AH
12V 4V 2V
110Ah @10Hr.Rate 450Ah @10Hr.Rate 800Ah @10Hr.Rate
MAX 250A @25℃ MAX 200A @25℃ MAX 400A @25℃
9,000cycle @25℃
3,600cycle @25℃
1,000cycle @25℃
2%未満/月
-40℃~60℃
-40℃~60℃
340mm/172mm/238mm 258mm/174mm/438mm
33.5kg 44.0kg
Ahr>95%/Whr>90% Ahr>95%/Whr>88%
3/8 16UNC
PPCP
国際電気基準IEC基準に適合(IEC61427-1)

カーボンフォーム蓄電池の特徴

  • 米国キャタピラー社が約20年前から開発
  • 極寒地(アラスカ)でも使用可能なバッテリーの商品化が目的で技術開発
  • カーボン素材で形成された電極が特徴
  • 電極の表面積が大きくなり、より多くの電流を取り出すことが可能
  • 鉛蓄電池と比較し長時間使用が可能
  • 電極の腐食がほぼない
  • 劣化がほぼなく、鉛蓄電池のような数年での交換は不要(ランニングコストが良い=経費削減)
  • 稼働温度範囲が広い。-40℃でも動作可能